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「埼玉スタジアム」アンデルソン初見参

第1節 14.00 大宮アルディージャ 1-4アルビレックス新潟 「埼玉スタジアム」

2003年3月16日。日曜日。9時過ぎの新幹線で新潟から大宮まで、スルーで到着。

埼京線で武蔵浦和駅下車。

武蔵野線に乗り換え東川口駅下車。

埼玉高速鉄道に乗り換え、浦和美園駅到着。

約1.2キロを歩いて「埼玉スタジアム」となる。帰路も同様の、日帰りだった。

「大宮アルディージヤ」VS「アルビレックス新潟」の2003年開幕初戦ということもあり、新潟交通応援バス20台・越後交通他応援バス5台、そしてJR利用者、マイカー組で、スタジアムは1万人を超える、大サポーターたちの熱気で満ち溢れていた。

13:00分。試合開始1時間前から、マルクス、三田光、山口、栗原・・・等。フィールド下見に登場。

新潟サポーターの血泳ぐ熱血コールが始まった。

選手達は嬉しそうに、我々に手を振る。

み~んな待っていたのだ!この日が来るのを。

14:03分。試合は始まった♪・・・。みんな、まだ固い初春の中にいる。・・・。

開始まもなく6分、均衡は崩れた。

大宮左サイドDF原崎からのクロスボールによって、「アルビレックス新潟」GK野澤のゴール真ん前が、ポッカリと、開いた!!

「危ない!!」
「シュート!!」

伸ばしきった野澤の左手の先10センチ。潜り抜けたー!

”ゴ~ール””ゴ~~ール”

”届かなかったぁ~---。”

「大宮アルディージャ」FW磯山に、右前から低い飛び蹴りで、先制されたぁー!。0-1・・。

しかし・・・。しかし、アンデルソンはすごい!

ゴール裏ポストから、右斜め後方7列で、マジかに見ていた私は、アンデルソンに今まで見たことのない「サッカー」を教えられたような気がする。加えて、それがさわやかで心地よい。 

★アンデルソンは右センターバックだが、その最右サイドは三田。左には丸山、そして最左サイドは神田。

いわゆる、下から4(Bバック)・4(MFミッドフィルダー)・2(FWフォワード)の布陣を新潟は取った。

下右から、4バック(三田光、アンデルソン、丸山、神田)・4ミッドフィルダー(後団は山口、安、前団は栗原、宮沢)・2フォワード(森田、マルクス)、となる。★

アンデルソンは、ボールを右、左足で何なく軽快に捌き、持て遊ぶかのようにターンで切り替えて行く。そして的確でスビーデイなパスを放射状に前へ送る。

他者はその時、最後尾で持ちすぎとか、危ないとか、云う人か゛居るだろう。

しかし、それは今までの観性から許されないとされたことであって、アンデルソンには、何故かこういう形も在りなんではないだろうか?、と私は思ってしまう。

前段に記したように、アンデルソンは、新しいサッカーという文化スタイルを、ブラジルの街角から、待ちに待った春の便りとして新潟に届けたのだ。

先制の1点を取られてからも、右サイドの三田が抜かれ、アンデルソンとWってしまった時だった。

抜かれた!!「中央がまた空いた。危ない!」・・・。

しかし、アンデルソンは、柔らかな全身で、それを凌いで呉れた。

すぐさま、アンデルソンは三田に鋭い視線を送り、右手を自分の後方の背に追いやり、そのまま右斜め前方に差し広げるジェスチャーで、三田光を諭した。

光は、それをじっと見つめ、うなづき、そのとおりの復習をするかのように、右斜め前方へと押し出て行った。

また、そうかと思えば、山口~栗原~森田~・・にパスが行き、敵陣深く入りそうに成るや否や、後方一気に疾風の如く走りこむ者がいる。

「ナッ。何だ!!アレは!」

アンデルソンである。

まるで100m競争選手の様に、右サイドから敵陣ゴールに切れ込んで行った。

私はあっけに取られ、驚嘆の声を上げるしかなかった。

アンデルソンは、ドリブルもうまい。足も速い。ヘディングバスも正確。

後半13分、三田の右コーナーキックから、アンデルソンの飛び込みヘデイング!!同点ゴールも鮮やかだった。1-1!!

さすが、反町監督が、ブラジルから連れて来た選手だ。

試合は4-1で終了した。「アルビレックス新潟」は、「埼玉スタジアム」で初陣を飾ることが出来た。

ゴール裏に、戦い終えた選手たちがやって来た。新潟サポーター達の、声はもう擦れきっているが、歓喜の祝福「新潟コール」を送る。

反町監督も選手達と手を結いで、深く頭を下げてくれた。ブラジル代表がそうするように・・・。

♪J1へ行こう♪♪J1へ行こう♪♪J1へ行こうよ♪♪みんなでゆこう---♪♪

みんなが、新潟が、老若男女、一つになっているのだ。

戻ろうとするアンデルソンに、アンデルソン!アンデルソン!のサポーターコールが巻き起こった。

アンデルソンは、ユニホーム左胸のエンブレムを、右手で強く握り締めた。絞られたエンブレムが浮き上がる。

そして、彼は左手をくちびるに寄せ 、そっとサポーターに返した・・・。

今季は、山口が主将。副将がセンターバック隣同士の丸山とアンデルソンである。

私は、今日ここに来るまで、アンデルソンは新「越後の壁」と諳んじていた。
しかし、アンデルソンは新「越後の壁」では無い。

去年まで居た、セルジオとは、全く住み分けが違う。

彼に冠するフレーズを探すならば、

新潟の「カモシカ」アンデルソンだ!!

新潟の渓谷を、研ぎ澄まされた眼で、一気に、岩場・樹間を駆け降り、駆け登る。

幾たびか闘って来た、その角は、ここぞの場面で、激しくテリトリーを、主張する。

孤高のカモシカは、厳かに、新潟を見つめている・・・・・・。
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