京都紫のひと-守田から伊藤へ呼ぶ声-

湘南快晴。湘南で耐えていた。
張り叫んでいた。
都大路に聴こえていた。
守田の声は、生きてはゆけないほど、霧濃い中で叫んでいた。

紫のひとは、京の市中に、響いていた。
紫のひとは、霧の雪振る夜に。
そして伊藤は、京の町中で、その声を聞いていたようで、その足を繰り出していた。
紫の霧の振る夜だった。
紫のひとは、京都紫のひと-守田から伊藤へ呼ぶ声-それだけだった。

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