青葉の勾当台を駆け下りして

7月24日19時からの仙台ユアテックスタジアムへ向けて、昼前に新潟を車で出発した。

磐越道から東北道に入り、安達太良のPAで休憩する。

新潟からアルビレックス新潟のステッカーを貼った車やアルビミニフラッグの車が、今までここに来るまで、どれ程の数が、私の車を追い抜いて行ったことだろう。

アルビレックス新潟の歴史が積み重ねられて来ていることに想いを巡らせて、ふと目が潤みかすれてハンドルにその感動を伝える私がいた。

はじめての仙台アウェイ応援の旅。ぜひ勝って、今夜は仙台の宿に帰って来たい。

しかし、今日はとにかく暑い。36度以上の猛暑だ。

青葉区本町にあるホテルに5時にチェックイン。

勾当台公園駅の地下鉄まで歩く。

「勾当台」とは、仙台藩藩祖伊達政宗が愛した盲目の狂歌師「花村勾当」の屋敷があったと云う。そこは、丘の上にあったので、いつしか、 里人 たちは、この屋敷あたりのことを、" 勾当台 "と呼ぶようになったという。

終点の泉中央駅に到着。
今回はビジターサポータ席がすぐ売り切れたので、仙台側のサポータ席チケットで、静かに黄色いシャツで、向こうの大きなオレンジサポーターの応援を見つめながら、勝利のゲームを念じる。

入場時に仙台応援うちわ(団扇)を貰って、暑さを凌ぐ。

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内容と結果は、他アルビレックス新潟応援ブログに譲るとして、試合展開は完全にアルビレックス新潟が握っていた。チーム力の差を正直感じた試合だった。

たとえ、試合に結果負けたとしても…。
結果は、マルシオのハットトリックで勝ったのだが。

試合は終わって、また来たように泉中央駅から乗車して勾当台公園駅で降りた。地下鉄の階段を登り、地上に出る。
辺りは、すっかり暗くなって、真夏の夜のぬるい風が吹いている。
森の青葉は、さまざまな灯りに照らされて、微妙な陰陽に揺れている。

青葉の勾当台から泉中央を駆け下りした、夕餉からの一日。
今夜の戦いは、終わった。

ホテルまで歩く道のりの路地を横顔で覗けば、その先は闇。
伊達政宗が愛した盲目の狂歌師「花村勾当」の歌が聞こえて来そうだ。


< 名に一字 違いありとて ことごとし 君は政宗 我は政一 > 花村勾当(政一)

さー、もうすぐ今夜の宿が近くなって来た。
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明日は、どんな想いで、この街のトンネルを抜けて宮城の杜と離れ、新潟までの帰路に着くのか。

きのう青葉の勾当台から泉中央を駆け下りしたことを。
そして、幾たびの戦が過ぎた古の人を振り返ったことを。

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