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「塩の道」

「殿ー。殿ー!申し上げまするーっ!」(息迫き、本陣を駆ける声。)

「只今、殿に火急の報ありと、困利一平太。」

「今朝方、早馬にて、到着しましたぁー。」

「越後上杉の軍勢、数えて約五千。」

「富倉峠を越えて、早くも飯山に陣を構えて居りまする!」

「わかった。下がれ。」

「はっ。・・・。」

「武田」「上杉」戦国絵巻。

過ぎれば、「風林火山」(著;井上靖)の山本勘介。

主君とその高遠の亡き由布姫を想い、「川中島」の煙に消え行くエピローグは、若き頃の私の胸を打ったものだった。

さて、「新潟」が勝つか。

「甲府」が勝つか。

しかし、単なる「勝負」の思い出にしたくない。

「政治(まつりごと)」と「宗教」。

幾たびの災害等で、悲しみと飢えとで苦しむ民を救うため、錦の御旗を掲げて「群雄割拠」は始まった。

戦の修羅場となった信濃の国で、また、その「武田」と「上杉」が睨み合う。

できれば、睨み合ったまま、そのまま「塩の道」で別れたいと願う。

かって、止む無く、遠く「越後」を離れ、甲斐の国に住む「水越 潤」という武士もいる。

彼の、伝え聞く武勲も、誇らしいと。さえ思う。

松本。8月30日。
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