吉良の仁吉は男じゃないか

寝覚めの朝。窓辺りに薄目で試合日の空を見る。
新潟は明るくどこまでも夏の曇り空だ。
夜7時からの名古屋戦にガクブルとして来る。

強敵の名古屋は4日から「新潟市」に、今年も乗り込んで来た。

3日水曜同刻ヤマザキナビスコ準決勝アウェイの千葉フクアリ戦では、玉田圭司は2回も脚を痛めて交替。切り足切り込み鋭い、昨年の深井正樹がキック後、同じく痛めてタンカで運び出され、後に交替している。

今回は、杉本恵太の、サイドからの股抜き後に、疾風の如く防御を抜いて加速し、高層の死角で待ち構えているヨンセンたちに送り込む。
その”かたち”を決してさせてはならない。
あるいは、中村直志あるいは小川佳純の中央突破からの崩しをされて、♪好き好きベィビー♪100%肩重い”♪では、あまりにも我々は惨めだ。なさけない。
攻撃面では、相手デフェンスのバヤリッツァたちの目をくらまして、ゴールキーパー楢崎のあらゆる空間を狙い、間隙のシュートを狙い撃ちすることで、量産体制に入ることは、夢ではなかろう。

しかし、これもあれも我々「アルビレックス新潟サポーター」が、命の限りに声援を送り続けなければ、簡単に成就できるものではないことは、誰もが知っている。

さー、夏の新潟夜空7月花火。大きくダイナミックに打ちあがれ。
スターマインの乱れ咲き どんど どどーんと どんど どどん~
おめしゃんが点けた火が走る あー どーしょいの ど~しょいの~

「長岡大花火音頭」を口ずさみながら、わたしは、これから、昼支度にかかるのだ。
ごはんは?風呂に入ってから行く?そのまま馳せ参じる?何か買って行く?何時頃出かける?何を着て行く?オレンジ半袖?履物は?サンダル?スニーカー?靴?お金は、いくら持ってく?(イラヌお世話だよ”ッ!#)

さー、準備ヨシ!
チャリで行く。
ペダルを踏む。
グッと漕ぐ。
「うーん、こらしょ。と。」
勝つぞ!勝たねばならぬ。

やると思えばどこまでやるさ
それが男の魂じゃないか
吉良の仁吉は男じゃないか



-おやっ、やけにペダルが重いぞ よいしょこりゃーっと-
三河の任侠の徒・吉良の仁吉さんにゃ悪いが
「おらたちゃ、負けられねえんだ。」
「崖っぷちなんだ。肩で風切ることなんか、とてもできやしねえ。」
「家では、恋女房と腹を空かした、ややこが、俺のうれしい知らせを、首を長くして待っているんだぜ。(え?ややこが首を長くするかって?ウルセッー! じゃかましいー!おれが村田だ!!)」

はたまた 思い出の歌は 流れる ♪たそがれ 初める ♪ (ジュデイ・オング風に)

清五郎のみずうみは、白いスタジアムが羽を広げて、大きく鳴いていた。

勝つぞ!勝たねばならぬ。
風格の米山篤志、藤田俊哉も何のその。
今夜は、監督ストイコビッチ”ピクシー”に一泡吹かせてみせようぞ。

さー向こうまで、ずーとオレンジ色の夕焼けだ。
負けるな! 新潟 にいがた!

今夜は相手の白いユニホームまで、熱く染めてみせようネ。
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