「みずいろの空と裸電球」に秋が

新潟市の午後2時。 
果てしない、淡いみずいろの空が広がっている。

これからの11月半ば頃まで、この空と憂いを帯びたやるせない陽射しの「ふるさと」が、私はいちばん好きだ。

山は、紅葉に染まり出しているだろうか。

国道49号線沿いを。
若き青春の日々」を思い出して、「会津」までの旅気分に浸ろう。

今日は、木曜の落日---。
やがて、たそがれ迫り、辺りが薄暗くなる夕べ。

そっと、お洒落をして、馴染みの居酒屋に、久しぶりに寄ってみよう。

杯に裸電球が降り注ぐ。
ぐいっと、それをまるごと飲み込む。

「ふ~-。」と。
小さなしあわせを味わう。

佐藤春夫の田園の憂鬱”-さんま苦いか塩っぱいか-”

若山牧水の旅先にて”白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり

過ぎ去りし彼方の先人のうたを酒に浮かべる。

そしてそして突然に。 突拍子も無く「アルビレックス新潟」サッカーを、病的なほどに語り始めるのだ・#・。

そうそう。あさってのたそがれ前の27日。午後3時からを想い浮かべるのです。

いつしか、泣き上戸になる私を。

常連が『またかー』と横目でのぞきます。

---「姉さん!もう1本つけてちょーだい。」--

-「あいよー!」 

かきのもと。菊の苦さをわりばしにはさんで、一気にくちもとへ運ぶ。

グイーッと飲み乾して、次第に秋の夜は更けて行く。

――――→10月27日土曜日。午後3時から「アルビレックス新潟」VS「ジュビロ磐田」戦。

新潟東北電力ビッグスワンで。

新潟に 真実の 秋が 行く。
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