少年時代の夏

今日も、新潟市は37度。
暑い毎日が、続いている。

クーラもギブアップしそうだ。

たまらず、水風呂に身を、たびたび沈ませる。
出た後の、しばしの清涼感。
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私の「少年時代の夏休み」。
昭和30年代の夏を思い浮かべてみた。
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新潟県。
中越平野の農村で育った私は、昨年の秋収穫された自前の小粒な「越路早生」米を。
父。母。兄。弟と。
春から秋までの、あぜ道のハザ木に架け、降ろし、耕運機のリヤーカーで納屋に運んだ、古い「写真」の中で。

早い朝に炊かれた、薄暗い台所の隅に置いてある、涼しいごはんを茶碗にポツンと入れて、
ナスの味噌汁をかけて食う。

それから、自転車で夏の眩しい農道を直角に、ペダルを漕ぎながら。

一面の田んぼを縦横に走っている、水泳ぎの、あのふるさとの川。あの草いきれの堤防に向かって。

午後を仰向けに、川水の流れに身を託して。
うつ伏せで川水に「明日の夢」をブクブクと。
翻って、澄みきった夏の空を見上げる。

暑い夏の昼下がりが過ぎる頃。
遠くに、ふるさとの家がある。

そろそろ、水浴びも終える頃。
近くに、涼しい風の声がある。
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少年時代の夏を思い出した。
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