雨はしとどに降っている。

雨はしとどに降っている。

梅雨時の空は、増す緑の上に重白き雲が描き占められている。

六月三十日。黄昏。やがて蝉鳴き続く夏来る前の清五郎。水田に浮かぶスタジアム。

「サンフレッチェ広島」と。------------。

---------あの四年前の今ごろ。

2003年6月28日。夕日沈もうとする「広島ビッグアーチ」の正面階段を登ったゲート袂に、白い若者が立っていた。

むらさきのサポータに爽やかな笑顔で握手をしている。

[2003J1 第20節] 18.30  サンフレッチェ広島 0-0アルビレックス新潟 「広島ビッグアーチ」 主審:柏原丈史]  -コマリノート 第20節「広島-引き分け-」

その試合開始前だった。

「アルビレックス新潟レプリカ」のわたしはそっと、明るく白い若者に手を差し出した。

「あれ?おれって。(明るき笑い)握手してもいいのかな潤オ♪?。」

「良(い)いんじゃないのー。遠くから来てるんだらから♪。」

わたしを後ろから追い抜いた、むらさき色の婦人のその人は、彼との握手を終えながら、そう言ってくれた。

彼の手ゆびは、夕日色にやわらかくあたたかく。わたしの手につたわっていった。

その彼とは。
兵庫県出身。
阪南大学からその年に「サンフレッチェ広島」に入ったMF松浦宏治選手だった。(松浦宏治 - Wikipedia)

現在、「ザスパ草津」のフォワード20番として、さまざまな苦労を乗り越えて。スピードあふれる展開で活躍している.

いつか、拙「コマリノート」の-ブログ-に書き込みたいと考えていた。

ゴール前で。
我等が愛する気合いの、満身創痍でも闘う男。氏原良二。
元、湘南の貴公子と崇められ、胸ときめかした美少年。高田保則。

-その、彼たちとの競演。-

DF藤井大輔からMF秋葉忠宏へ。

そして、秋葉のマジカルなキラーパスは、前陣の彼等へ、勝利のシュートとして送られて行く。

あー。♪。
わたしの思い出の六月二十八日。!!

松浦宏治の。

これからの前途に幸あれ☆。

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さてさて広島戦。

もう引き分けは見飽きた。

もう見たくも無い。

ここで、はっきりと黒・白を。

碁盤の石を「スワンのスタジアム」にしっかり乗せて。

ハッキリと。
黒白を付けようではないか。

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来月下旬。梅雨明けの高原で十日町市。当間高原「クロアチアピッチ」で気持ちの良い空気を吸い込むためにも。

広島戦は、勝利の勝ち鬨を上げねばならない。

もう引き分けは見飽きた。もう見たくも無い。

たとへ、雨はしとどに降って来ても。

--もしかして、たそがれゆうどき。

雲のすき間から。

焼けて流れるオレンジ色の 夕やけが見えたなら

白い雲から 輝く新潟の 夜と なるだろう。

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