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もうすぐJ12007。戦いの火ぶたが落とされる。

新潟聖籠スポーツセンターの「アルビレックス新潟」クラブハウスから2つ目の練習グラウンドは、B面コートと呼ぶのだろうか。

陽を浴びた芝が、選手たちを迎えていた。

澄みきった空は、水色の青がどこまでも広がっている。

しかし、風は凛々しく冷たい。両耳が「冷たすぎる!」と叫んでいる。

川本歩央アシスタントコーチと、B面コートをゆっくり周回伴走している、ニット帽で「アルビレックス新潟」トレーニングウェアの、見なれない選手がいた。

ネット網に近づいて覗いてみる。

噂の、ブラジルのサンカエターノ(サンパウロ州)に所属するMF/FWマルシオ・リシャルデス(25)だった。

黄色いランニングシューズが、軽やかに裏を見せて去って行く。

身長170センチ前後で、無駄な肉がついていない軽やかさだ。

ファビーニョを思い出したが、もっと軽やかな動きが伝わって来る。

横で走っていた六車選手にも、その軽やかな動きが伝導しているようだ。

「このMF/FWは、相当、速いぞ。」と。

しばしの息抜きタイムになると、彼はコート内の練習風景をわき目もふらず、凝視していた。立ち尽くしたままで。

深井の左キックは、弧を描いて、最短距離の時速でゴール・ポストに食い込む。

貴章は、確かに成長している。
空中でのキックは、角度を変えて、キーパーの伸ばしつくした指先の向こうから、速さを増して、ネットが震えていた。

千代反田のマークは前も裏も強い。

「その裏の強さを覚えてほしい。」と、石井ヘッドコーチは、永田充に身振り手振りで、熱心に説いていた。

永田充に、裏でも、闘争本能を!

また欲張りな根性に、なっていた。

そして、エジミウソンの眼は着々と、ゴールポスト前で”獲物を狙い始めている。”

まるで、飢えを充たすかのように。

ただ、野沢ゴールキーパーに語りかける時だけは、白い歯の優しい顔になる。

もうすぐJ12007。

戦いの火ぶたが落とされようとしている。
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